子どもとクーラー【7月】
私たち人間は、汗をかくことで体温を調節しています。体温を調節する力は子どものうちに養われるので、以前は、子どもが小さなうちは暑くてもエアコン(クーラー)はあまり使わず、たくさん汗をかいたほうがいいといわれていました。けれど、最近では家の中でも熱中症になるほどの猛暑日が増え、扇風機だけではとても夏を乗り切れないようになりましたね。
子どもがいるお家でクーラーを使う時に注意したいのは、外気との差を大きくすぎないこと。パパからのリクエストがあっても、部屋がキンキンに冷えて厚い毛布をかぶって寝るような設定温度はNG。大人でも自律神経が乱れやすくなり、夏バテの原因になります。外気との温度差-5度くらい、または27~28度を設定温度の目安に。それでも暑いときは扇風機をプラスして冷気が室内に回るよう工夫してみましょう。
また、暑いからといって一日中クーラーの効いた涼しい室内で過ごすのではなく、朝夕の涼しい時間帯には窓を開けて風を入れたり、お散歩や外遊びに出かけたりすることもやはり大切です。暑さ対策をして、楽しい夏をお過ごしください♪