乳幼児期のスキンケアの必要性
赤ちゃんはスキンケアが大切、とよく耳にしますよね。
生まれたての赤ちゃんの肌は、大人よりもさらさらで潤っているように見えますが、本当はとてもデリケートです。
今回は赤ちゃんにスキンケアが必要な理由と、正しいスキンケアの方法をお伝えします。
【どうして赤ちゃんにスキンケアが必要なの?】
赤ちゃんの肌は、実は大人の肌の半分の厚さしかありません。
外からの侵入を防ぐバリア機能が未発達で、水分を保つ力も弱く、すぐに乾燥してしまうのです。その結果、お肌がカサカサしたり、湿疹が起きやすくなってしまいます。
【赤ちゃんの乾燥肌から起こるトラブル】
保湿をしなかった場合、赤ちゃんの肌のバリア機能がどんどん弱ってきてしまいます。
実は赤ちゃんに起こる様々はアレルギーの原因は、この肌の乾燥した部分から入り込んだ“アレルゲン物質”が原因と言われています。
乾燥肌や湿疹、アトピー性皮膚炎がある状態のお肌だと、様々なアレルゲン物質が体内に入りやすくなってしまい、結果アレルギーを引き起こしてしまう原因になります。
つまり、赤ちゃんにしっかり保湿をすることで、食物アレルギー(卵・乳製品など)や、ダニ・ハウスダストなどのアレルギーが起こらないよう予防できることになります。
【正しいスキンケア方法とは?】
赤ちゃんにおすすめのスキンケア方法は、『きれいに洗い、しっかり保湿する』ことです。
お風呂で体を洗う際には、よく泡立てた泡で、強くこすらず優しく洗います。
お風呂あがりには、15分以内に保湿剤を塗りましょう。お顔や体などをたっぷり塗ってあげてくださいね。
乾燥しやすい季節は、日中も時々保湿してあげましょう。
もし気になる肌トラブル・湿疹などがあるときは、早めに皮膚科など専門医を受診して下さいね。