友達とトラブルを起こしがちな子どもについて

今日は「友達とトラブルを起こしがちな子どもについて」と題しまして、お話ししていきたいと思います。

保育園や小学校で、友達とトラブルを起こす子っていますよね?

そんな子たちの背景には何があるのか?

一緒に勉強していきましょう。

 

 

【友達とトラブルを起こす子の特徴と対応】

 

おそらく友達とトラブルを起こす子の特徴は、以下のようなものではないでしょうか。

・自分の立場ばかり主張して、相手の気持ちを考えようとしない。

・クラスの空気を読まず、自分勝手な行動をする。

・周囲の子と上手く遊べず、わがままばかりを言う

 

このような子たちは、「困った子」や「自己中心的な子」と否定的な見方をされてしまうのですが、実はサポートを求めている場合が多々あります。

 

背景には、以下のようなものが考えられます。

・記憶の弱さ(類似した過去の経験と結びつけることが難しい)

・言葉の意味理解の弱さ(含みのある言葉を理解するのが苦手)

・メタ認知の弱さ(自分を客観視することが難しい)

 

こうした困難がある子にとっては、「相手の気持ちを考える」ことは、とても苦手なことなのです。

 

ではどうすればよいか。

 

周囲が分かりやすく解説してあげることです。

 

11つのトラブルに対して、「相手はこう思っているよ」、「相手からは、きみの行動はこう見えているよ」と、その子に分かりやすく伝えてあげることが必要なのです。

その子がどう行動すればよかったかを一緒に振り返ったり、客観視したりしてあげることで、より真っすぐに育つことができるでしょう。

友達と仲良く遊ぶ経験を積み重ねることで、おのずとトラブルは減っていきます。

周囲は適切なタイミングと言葉がけで、その子サポートしていきましょう。