幼児期の反抗期とは?~親はどうしたらいいか~
皆さん、毎日の子育てを楽しんでいますか?
たった1度きりの子育て、大いに楽しみたいものですよね!!
そんな楽しいはずの子育てですが、こんなことで悩んだりしていませんか?
「素直だった子のはずなのに…最近、何だか反抗的だなぁ。」
「何を言っても、ヤダ!! どうしたらいいの?」
「そもそも反抗期って、いつ頃からなの?」
そんな悩みを解決するために、今回は「反抗期/親はどうしたらいいか」について、お話をしたいと思います。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
【反抗期とは?】
まずは、反抗期とは何かを説明します。
反抗期とは、子どもが成長するための過程の一端です。
一般的に2、3歳の幼児期に起こるもので、自分の意志や自我が発達してくるために親や保育者に対して拒否的な態度をとってしまうのです。
幼児期に起こるものを第1次反抗期、青年期初期に起こるものを第2次反抗期と呼びます。
つまり反抗期というのは、自我の形成のために必要な過程であると言えるのです。
ですので、親は「子どもが成長するためには通る道なのだな。」と、ゆとりをもって接することが大切です。
また、自我の芽生えというのは個人差があるため、反抗期の時期も度合いも個人差があることを付け加えておきます。
【親はどうしたらいい?】
多かれ少なかれ、どの子どもにもある「反抗期」。
では、親はどう接したらよいのでしょうか?
以下に、3つ紹介します。
①「距離感を大切にする」
反抗期の子どもは何かにつけて、「やんない。」、「あっち行って。」、「あとでする。」などと言ってきます。
そこで、しつこく言ったり、無理に距離をつめようとしても、「うるさいな。」と思われてしまいます。
逆に、ほっとくと「なんなんだ。冷たいな。」と無関心のように思われてしまいます。
ですので、反抗期中の子どもに対しては、適度な距離感を掴むことが大切になります。
子どもの様子をよく観察して、今は話しかけるべきなのか、そっとしておいたほうがいいのか、その中間なのか。
その都度、判断して距離感を図っていきましょう。
②「頼りにされた時にサポートする」
子どもが上手く着替えられない、片付けられずに困っている、どうしたらいいのか悩んでいる…。
そんな時に助言を求めてきら、全力でサポートをしましょう!!
間違っても、まだ何も言われていないのに、「まだ?」「どうしたの?」「こうやってみたら?」などと言わないでください。
その場合、子どもはかえって機嫌を損ね、心を閉ざしてしまう可能性があります。
「自分でやりたかったのに…。」、「お母さんがやっちゃった…。」と言った具合です。
子どもが頼ってきた時に、優しくアドバイスしてあげると会話が弾んだり、お互いに前向きになれたりすると思います。
③「優しく受け流す」
反抗期中の子どもの態度や言動を真に受けていては、常に親もイライラしてしまうので、「今はこういう時期だから。」と受け流すことも大切です。
そうすることによって些細なことからの衝突を減らすことができます。
どの子どもにもあるものだと、成長の過程なのだと思って、多少の反抗は気にしないようにしましょう。
【まとめ】
今日は「反抗期とは?」「親はどうしたらいいのか?」についてお話ししました。
反抗期とは成長するための1つの過程で、どの子どもにも起こるものです。
親は優しく、少しだけ長い目で見守りましょう。
心に余裕をもって、楽しい子育てを☆