出産の始まりを予習しておこう
いざというとき慌てないように、出産の始まりを予習しておきましょう。
・陣痛から
子宮収縮の痛みがきたら、間隔を計ります。間隔が短くならず、痛みが遠のいていくなら前駆陣痛、一定の間隔で短く、強くなっていくなら陣痛です。10分間隔になったら病院へ。
・破水から
赤ちゃんを包む羊膜が破れ、羊水が出てくるのが破水。よってちょろちょろ出る場合もあればどっと出ることもあります。色は透明ですが、おしるし混じりの薄いピンク色の場合もあります。ナプキンやタオルを当てて、すぐに病院へ。
・おしるし
子宮の入り口から出る、血液の混じった粘液状のものをさします。おしるしがあったら、2日~1週間くらいで陣痛が来ることが多いです。それまで普通に過ごして大丈夫。
お産の途中で何らかのトラブルがおきた場合など、経腟分娩が難しいと医師が判断した場合には、帝王切開になる可能性もあることを心に留めておいて。現在、帝王切開率は約20パーセント。5人に1人が帝王切開で出産しています。